地震で頼りになる情報ツールはこれだった

スマホでもなく、インターネットでもなく、それはラジオだった。最大震度7の揺れとなった北海道胆振東部地震、大きな揺れとそれに続く長時間の停電、これらを乗り切る頼りになる情報ツールは乾電池式のラジオだった。札幌の広告大手“インサイト”のネット調査「インサーチ・札幌」によると69.7%の人がラジオが頼りになったと答え、スマホの30.8%の倍以上となった。

 札幌市内でも、なかなか復旧しない停電に食料や乾電池、スマホの充電を求め、多くの買い物難民がスーパーやコンビニの前に長い列を作った。北海道のAMラジオ2局は街中にラジオカーを走らせ、次々と情報を入れたが、さらにエリア毎の細かい情報に役立ったのはコミュニティーFM
普段使わないラジオだが、探すと昔のラジカセなどが見つかって、意外とほこりをかぶって転がっていたりする。乾電池とともに身の回りに常備を心掛けたい。


非常袋の中の手回し式の発電ラジオもチェックすべし。我が家のラジオは盛んにハンドルを回しても5分と持たなかった。さらに携帯などへの充電機能がついていても、数年前の製品はスマホとコネクターが合わないことも!!充電ラジオの新しいものは1分前後回すと1時間は聞くことが出来るようだ。日々のチェックが肝心だ。