大統領がフェイク!?

メディア目の敵

アメリカのトランプ大統領が“フェイクニュース大賞”を、共和党のHPをカバーする形で自身のTwitterで発表した。1位はトランプ政権の誕生で株価の上昇は見込みなしと書いたニューヨークタイムスで、以下目の敵にしているABCやCNNなどが続いた。しかし市民インタビューでは「フェイクニュース大賞をつつくより、他に大統領としてやることがあるだろう」との声が聞こえる。しかも調査機関の調べでは、トランプ氏の発言やTwitterでの発表も多くのフェイクが混じっている。“肥溜め”発言など、ここまで酷い話題を次々と振りまくリーダーはかつていない。と世界中から非難や心配の声が上がっている。

クレムリンにもジョークは通じる?

雑学ライブラリー

メディアと指導者は仲悪い

メディア(ジャーナリスト)と首脳が仲が良すぎる何やら胡散臭いが、トランプ氏とメディアの離反は政策をめぐっての対立ではないので、次元が異なる。

かつてのソビエトのアネクドート、つまり政治的小話。ソビエトの最高指導者フルシチョフ首相を「馬鹿に違いない」と書いた新聞記者が逮捕された。次の記者会見の際、別の記者が、なぜあの記者は逮捕されたのか、逮捕の理由は何処にあるのか?とフルシチョフに問いかけた。この質問に答えたフルシチョフは「国家の重大機密を漏らした罪だ」

この小話は、市民が「首相は馬鹿だ」と大声で言いふらした。あるいは落書きして捕まった。などいろいろなパターンがあるが、この記者会見の話がもっとも面白い。

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