美肌県グランプリは富山
|全国美肌県グランプリは化粧品メーカーのPOLAが、毎年行っているもので、全国47都道府県の延べ1700万件を超える肌のビックデータ(16歳以上の女性の肌)から割り出した美肌偏差値で決まる。
水分を含んだ空気が美肌を造る(富山市)
富山の肌偏差値は70.97
美肌を決める要因は水蒸気密度、日照時間、生活習慣などだが、富山は日照時間が比較的短く、降水量が多くて湿度が高く滑らかな肌を保つ環境が整っているという。さらに良質な睡眠を心がける生活習慣にも気を配る県民性のようだ。このため肌のきめ細かさやシミやくすみ、さらに毛穴などの項目が優れた結果だった。2位はお隣、石川県、3位は秋田県と富山と同じような環境にある日本海側の県が上位を占めている。おととしまで4年連続1位だった島根県は、今回は6位と順位を落とした。ちなみに最下位は群馬県、茨城は45位、栃木は37位と北関東3県の偏差値が低いが、これは肌に大敵な乾燥した空っ風のせいでもありそうだ。
ヒルドイド、皮膚炎も様々
ヘパリン類似物質のヒルドイドは一時、処方薬でありながら、美容目的で使われるケースが紹介されたことで新聞やテレビを賑わせた。薬なので効果のあるなしは当たり前だが、処方薬でも、効かないケースがあるのを経験した。ヒルドイドではないが、医者に処方された塗り薬を処方に従って2週間使用したが、全く効果がなかったばかりか、悪化した部位もあった。医者に相談して薬を変えたが、「全く副作用はない」と喧伝されたヒルドイドも薬であり、肌に合わないケースもあり得るだろう。