だし汁ストレート人気

だし汁が人気を呼んでいる。コーヒータイムならぬ、だし汁タイムが取れる「だし場(DASHI BAR)」ではカップのだし汁が100円と手軽なだし汁ブレークが楽しめる。

一杯の蕎麦も出汁が決め手

だし場はバンコクにも

だし場を展開しているのは、鰹節でお馴染みの「にんべん」。2010年にオープンした日本橋の他、羽田空港国際線ターミナル、タイのバンコクなど5店を開設している。ちょっと立ち寄ってカップの出汁を楽しむ人は多く、どの店も人気を博している。

一方、ナチュラルローソンのサイトを開くと「コーヒーの代わりに飲むだしスープ“ブロススープ”がニューヨーカーの間で流行中」のコピーが躍る。フリーズドライのカップスープだがブロスは澄んだ出汁の意味。ボーンとベジタブルの2種類で、化学調味料を使わないノンカフェイン飲料として人気のようだ。しかしテイストや嗜好の違いもあって、コーヒーの代わりとしてカップスープの定着は難しかろう。

 

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機内サービスのエアラインスープも人気

国内線を飛ぶエアラインの機内サービスに、意外にもスープはつきものだ。各社の機内メニューを覗くと、LCCを含む11社のうちスープが無いのは2社(FDAと春秋航空ジャパン)のみだった。それぞれにビーフであったりタマネギスープであったり、趣向を凝らしているがどれも出汁スープだ。

空港でサンドイッチなど軽い食事を買い込んで乗った乗客には出汁スープは人気なそうだ。それを裏付けるように、エアドゥ、スターフライヤー、ソラシドエアの中堅3エアラインは3月まで、それぞれが搭載している人気のスープ対決なる共同キャンペーンを行っていた。