リアルなホームBAR

駅のホームを使ったお酒空間が25日(土)埼玉高速鉄道の浦和美園駅に臨時開業する。もつ鍋やウナギ弁当、地元のクラフトビールなどメニューも豊富で、混雑が予想される。

3番ホームは「ほろ酔い行」

埼玉高速鉄道 浦和御園駅

ホームBARが開かれるのは浦和美園駅の3番ホーム。浦和美園は埼玉スタジアム2○○2の近接駅で、3番ホームは試合やイベントなどの混雑時にオープンする臨時ホームだ。

ホームBARは、地元の活性化を目指す、美園タウンマネジメント協会のアイディアで、ホームと3番線に留置した電車を使った非日常の酒場気分を楽しんでもらおうというもの。

イベントは25日土曜日の午前11時から午後3時半まで。駅のホームだが、もちろん入場券は不要で誰でも入ることが出来る。埼玉高速鉄道は東京メトロ南北線と直通運転なので、東京都心からも一本で浦和美園へ行くことが出来る。ほろ酔い気分となってもそのまま電車に乗れるので、これもまた便利。

大阪でもホーム酒場

大阪では京阪電車が(イメージ)

ホームと電車を使った酒場、先輩格は大阪にあった。京阪電車が昨年6月と12月に中之島駅の3番ホームと、留置した電車を使って開催、こちらは午後から夜までの営業で、期間も4日間とあって7千人余りの人で賑わった。電車内ではつり革片手の立ち飲みが人気だったとか。イベント列車での動く居酒屋、ビアホールなどは、路面電車も含めて各地にあるが、ホームを使った酒場イベントは少ない。人気が定着すると今後の開催にも期待が持てそうだ。