全ての電車を風力発電で動かせ
|風車のある風景と言えばオランダだが、今年からオランダのすべての電車がその風車が作り出す電気で運行されている。CEOが驚きのパフォーマンスでエコに取り組むオランダ鉄道を紹介している。
風力発電で毎日60万人を運ぶ
鉄道王国のオランダは、狭い国土ながら2800㎞もの鉄道ネットワークを抱えている。電化率も高く、ほとんどの列車が電気で走っている。
オランダ鉄道(NS)の発表によると、2017年からこれら電気は100%風力発電で賄うことが可能となった。NSのサイトによると「オランダは風力を活かす長い歴史があり、17世紀から低い土地の水の汲み上げに水力を使ってきた。今その技術が風力発電に活かされ、毎日60万人が風力で創り出された電力で旅をしている」「CO2を減らすエコの旅を目指すなら鉄道を」としている。
NSではさらにエネルギーの削減を目指しており、2020年には、2005年の時点より35%削減する目標を上げている。NSのCEOは体を張って、風力発電100%達成と、環境への取り組みを訴えている。驚きのパフォーマンスをYouTubeで。