スマホかざして道案内

実験は表参道駅で

駅で降りて目的地まで徒歩。特に地下鉄の場合はどの出口が最も便利なのか、事前に探っていても迷うもの。地上に出てもランドマークが無ければ思わぬ方向へ行ってしまうこともある。そんな不便を解消しようと、東京メトロとNTTがスマホを使った道案内の実験を始めた。

 

 

案内看板を撮影するだけで道順がズバリ

実験は東京メトロの表参道駅とその周辺で行われている。まず東京メトロアプリから期間限定コンテンツの「メトロラボ2017」をダウンロードする。そして目的地を設定するが、これは案内看板に入っている表参道周辺のランドマークに限られる。そして案内看板の「i」マークをかざすとOK。最寄りの出口とルートが示される。出口に付くと、目的地までの地上のルートが示される。道案内が可能なのは「i」マークが入った看板のみで、表参道駅の改札口付近6か所に掲示されている。

交通機関では、歩きスマホを禁止しているのでは?と思われるだろうが、そこはしっかり考えられていて、歩行を検知すると画面は歩きスマホ防止画面に切り替わることになっている。この実験は3月26日まで行われている。

http://www.tokyometro.jp/  (東京メトロHP)