トランプ丸波乱の船出
|アメリカ合衆国、第45代大統領、ドナルド・トランプ大統領が誕生した。首都ワシントンはトランプ政権の発足を祝う支持者や、反トランプを掲げるデモ隊などで混乱のシーンもあった。
Great とDisaster
トランプ氏の演説で幾度となく出てくる単語が、グレート(偉大)とディザスター(惨事、最悪)。自分や自陣営ではグレート、反対方へはディザスターを頻発した。就任演説ではディザスターはさすがに影を潜めたが、グレートで締め括った。演説では「主権在民!!」を強調、時に難解な言葉が登場したこれまでの就任演説に比べると易しい呼びかけに思える。
貧困にあえぐ人たちを救い上げるのは(福祉ではなく)“職”と国境の外へと失った“富”だといったロジックで、そのためのアメリカ第一主義だと展開する。ビジネスマンの大統領らしい。これまでのエスタブリッシュ(支配層)政権とは異なるとするものの、トランプ氏をはじめとした多くの富豪がかじ取りをするアメリカが始まった。世界を安全、安心に導く大統領でいてもらいたい。
雑学ライブラリー
トランプ新大統領で日本の町にも波乱?
やり玉に挙がった日本のUSAは、大分県宇佐市。宇佐がローマ字表記でUSAとなるため、駅に列車が着くとUSAと書かれた駅名を面白がって写真を撮る人もいる。このUSAを使って地域の活性化に繋げようと、市民団体などが「日本のUSAでアメリカ大統領就任を盛大に祝う会」を発足させた。
誰もが歓迎できる大統領だったらよかったのに、「世界やアメリカ市民の分断に繋がる、トランプ大統領の就任を祝うとは」とクレームが入った。(地元紙)それでも21日、会場の宇佐駅に市民らが集まってイベントは行われた。大統領が誰であれ、町おこしで盛り上がることが大事。日本のUSAをしっかり発信出来た。ちなみに宇佐はから揚げ専門店発祥の地でもある。市内にから揚げ専門店多数あり。