世界中で燃えるスマホ

サムスン電子を危機に陥れた同社のスマホ、ギャラクシーノート7が世界中で燃えている。それだけでなく、オーストラリアからはiPhone7が燃えたとのニュースも入ってきた。なぜ最新スマホは燃えるのか?

ギャラクシーの事故は別だ

%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%887ギャラクシーノート7の発火で、スマホの火事や爆発は、また一気にクローズアップされてきた。日本でも8月に飛行中の旅客機内で、バッテリーが燃えたケースなどこれまで度々起こっている。大事に至らなかったとしても爆発や発火など、危険極まりないトラブルで、見過ごすわけにはいかない。しかしこれらの事故原因の多くは、取り扱いの誤りなどに起因しているケースが多いようだ。バッテリーの設計の不備などが伝えられ、製造中にまで発展してしまったギャラクシーノート7の事故とは本質が違っている。例えば先のオーストラリアのケースは、スマホが炎天下の自動車内に放置されていたのが分かっていて、どう見ても取り扱いの不注意などが疑われる。

スマホは便利で世の中を変えたが、燃えるのだ。電池工業会は警告する。

スマホのバッテリーはショックに弱い。高いところか落とす、何かに激しくぶつける、硬いものでたたいてしまう、これはダメ。

スマホのバッテリーはショートは厳禁。誤ってプラスと、マイナスを間違える、バックの中に予備バッテリーと金属物、例えばヘアーピンなどを一緒に入れて知らず知らずのうちにショートさせてしまう、これはダメ。

スマホのバッテリーは水に弱い。特にプールサイドや海辺などは注意。飲み物をこぼして濡れてしまうのも危険。これはダメ。

スマホのバッテリーは熱に弱い。炎天下の車の中に放置はもちろんストーブなどの熱源の近くは危険。これはダメ。

安全なバッテリーが開発されるまでは、これらに注意を払って、スマホは安全に使いたいものだ。

クローズアップ雑学

もしもし

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かつて札幌に在った五番館デパート、創業当時、電話番号が5番だった

日本に電話が開通したのは1890年(明治23年)東京と横浜の間で初めて電話サービスが始まった。

最初の一言「もしもし」は相手を呼び止める際などの呼びかけ言葉がそのまま使われたとの説と、「申します。申します」が短くなったなど、いくつかの説があるようだ。スマホ時代になっても最初の一言「もしもし」は生きている。

かつて札幌に「五番館」というデパートがあった。電話番号が札幌の五番だったためだが、なかなか素敵な屋号だ。