世界にも名前が知られている「第69回さっぽろ雪まつり」のメイン会場が5日開幕する。
203基の雪像がお出迎え
メイン会場は大通公園、南北に長い公園に大雪像や市民雪像など合わせて120基が並ぶ。この他氷の像がメインのすすきの会場、それに一足早く今月1日からオープンしているつどーむ会場(札幌市東区)の市内3会場に並ぶ雪像は203基だ。北海道に限らず各地の雪国に冬まつりが広がったことから、集客力は以前ほどではないにしても、国内外から200万人を超える観光客が訪れる。(昨年は264万人)他地域との競争もあって、雪の滑り台など子供たちに人気のつどーむ会場は先に開場して集客に努めている。しかし近年は海外からのインバウンド客が激増している上、プロジェクションマッピングやライトアップ効果で一層魅力を増している。
雑学ライブラリー
安全、お得に歩く雪のさっぽろ
安全に雪まつりを楽しむには、雪道の歩き方が決め手。札幌のウインターライフ推進協議会が提供している“転ばないコツを教える総合サイト” http://tsurutsuru.jp/index.html を参照頂きたい。歩き方はもとより路面状況も細かに情報提供している。
寒さには地下街がシェルターになる。札幌駅北口からすすきの駅まで、地下鉄2駅分が地下で繋がっている。この区間は直線での地下通路としては日本で最も長い。
札幌地下鉄はSuica、ICOCA、PASMOなどメジャーな交通系カードが使えるが、週末の10日~12日は地下鉄専用一日乗車券“ドニチカきっぷ”が得だ。520円(子供260円)で終日乗り放題。