JR信越本線で11日起きた雪による列車の立ち往生、およそ430人が15時間余り列車内に缶詰となったのはニュースなどでご承知の通り。車内の暖房はしっかりしていたので乗客たちが凍えることは無かったが、トイレには長い列が出来た。大都市圏の電車にはほとんどトイレ設備はないが、地方都市圏の列車は長距離を走るケースも多いので標準装備だ。今回の列車も4両編成にトイレは一か所のみとはいえ、もしトイレがなかったらと思うとゾッとする。
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列車のトイレは真空式
現在の列車トイレは殆どがバキューム式で、真空ポンプで吸い上げるので、水もコップ一杯ほどで間に合う上、タンクはそう大きくなくてもかなりの量を溜めることが出来る。これが数年前までの循環式なら詰まっていたかも。
列車にトイレが装備されたのは明治20年を過ぎてのことで、駅で用を足した乗客が、動き出した列車に飛び乗り損ね、死亡した事故がきっかけともいわれる。
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