イオン系のコンビニエンスストア ミニストップは、店頭から成人指定の雑誌などを撤去して、販売も取りやめると発表した。
成人誌、コンビニなどで売られているのは日本だけ?
ミニストップの発表によると、販売を取りやめるのは、各都道府県が(有害と)指定する書籍や同じく青少年保護育成条例で定められた18歳未満への販売などが禁じられた雑誌など。
まずは来月(12月)1日から先行して、千葉県のミニストップの店頭から撤去する。その後来年1月には全国のミニストップ2245店(2017年10月末現在)に拡大し、販売を取りやめる。
「成人図書」と区分けされながらも、ごく普通に成人誌が販売されていることに苦々しい目を向ける買い物客も少なくなかった。過激な写真などが掲載された雑誌は、他の国では、他と区別された店舗やコーナーなどで隔てられているのが普通で、日本の様に、子供も手に出来るような一般の店舗で販売されているのは稀だ。他のコンビニチェーンはまだ態度を明らかにしていないが、広がっていく可能性もありそうだ。
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ありましたビニ本文化
死語となっているが、かつてあったのが“ビニ本”立ち読みできないように雑誌をビニールで包んでいたので、その名がある。アダルトショップなどに置かれていたが、コンビニ店頭に置かれた時代もあった。一時ちょっと暗めの空き地などに、ビニ本自販機が置かれていた時代もあった。2000年代にはネットの普及でビニ本という言葉が聞かれなくなり、アダルトショップなど以外では見られなくなった。