「締めパフェ」なる夜の飲み会のしきたりが、ジワリ浸透している。締めのラーメンならぬ、パフェを食べて夜の酒を締めくくろうというものだ。
札幌が起源の締めパフェ
始めたのは札幌で、リゾットレストランを経営する「GAKU」。経営するパフェ専門店は「ななかま堂」と「パフェテリア・パル」で、どちらもすすきのに近く、午後6時から午前2時まで(ななかま堂は平日午前0時まで)の夜間専門パフェ店だ。すすきのには、他にも独創的な締めパフェを提供するお店が次々と出来ている。酒の後にこってりしたパフェは願い下げだが、ここではホイップした生クリームなどは使わず、生のフルーツやジェラートなどで、甘さを抑えたさっぱり系のパフェとなっている。
札幌発祥の締めパフェを、全国に広げようと今月(10月)渋谷の道玄坂に姉妹店「パフェテリア・ベル」が、オープンした。こちらも夜の6時に開店し午前0時まで(週末や祝日は午前2時まで)の夜オンリーのパフェ専門店だ。更に来年には九州にも進出する計画だ。記者の友人にも、飲んで帰った後は自宅でアイスのスーパーカップを爆食というオーバー60のおじさんがいる。札幌発の締めパフェ文化、夜の巷に定着するか注目だ。
http://sapporo-parfait.com/topics#parfaiteria-bel
雑学ライブラリー
パフェとサンデーどちらも高カロリーが心配?
パフェはフランスが発祥で、完璧を意味する英語のパーフェクトの語源でもある。同じような食べ物でサンデーがあるが、こちらはアメリカが発祥、日曜のサンデーだ。パフェは中ほどにコーンフレークの層があるが、サンデーはアイスクリームオンリーだ。
どちらも高カロリーで、深夜のデザートには心配になるが、高カロリーの中心はホイップクリームで、これだけで100~200㌔カロリーは簡単に行ってしまう。