アメリカのトランプ大統領が、公約に掲げたメキシコ国境の壁建設、壁をソーラーパネルで覆って太陽発電を行うアイディアを表明した。自分の発想と自画自賛だが・・。
Twitterでメキシコは危険な国!
これは21日、アイオワ州で開いた支持者集会でトランプ氏が明らかにしたもの。不法移民の入国を阻むため、メキシコ国境に壁を築くとしたトランプ大統領の公約そのものも依存として反対の声が高く、建設費をメキシコ側に負担させるとの主張も実現性は薄いと思われている。その中で飛び出したソーラーパネルのアイディア、トランプ氏は自分の発想だとし、メキシコ側にとっては建設費の負担が大幅に少なくなると自画自賛している。しかし壁の上部にソーラーパネルを取り付けるアイディは、既に政権に示されていたという。トランプ氏はその提案を知らなかったのか?それとも大統領のフェイクなのか。
依然としてトランプ氏はTwitterでの発信が得意で、翌22日には一日で13回もつぶやいている。その中で「メキシコは麻薬の取引で、世界で2番目に危険な国となっている。我々は壁を作るぞ!」と宣言している。
雑学ライブラリー
支持率低下!調査はどうやって
トランプ大統領の支持率は実施の度に下がっていくようだ。CBSが行なった最新調査では36%とおよそ二か月前より5ポイントも低下、これまで最低となっている。この調査は無作為抽出の1117人に行った電話調査だが、社会を左右する調査は一体どのように行われる?
よく聞くのはRDD方式。RDD(Random Digit Dialing)所謂無作為抽出、コンピューターが乱数計算を頼りに出した電話番号にかける方式。全くのランダムサンプリングなので、地域や年齢、性別、職業など様々な偏りは避けがたい。
出口調査も選挙では定番となった。投票所の出口で、投票を終えた人に直接聞く。多くの人がきちんと応じてくれるので、ほぼ正確に結果を知ることが出来開票を待たずに当選が伝えられる。