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99%カフェインレス・デカフェの時代

飲料メーカーやコーヒーチェーンなどが、カフェインを取り除いた“デカフェ”飲料のシェア拡大に力を入れている。全日本コーヒー協会は、ライフスタイルの変化とともにカフェインレスの人気が急速に高まっているとしている。

夕方以降のコーヒーはデカフェで

妊婦さんはもちろん若い女性から、夕方以降はカフェインレスしか飲まないという声が聞かれる。スターバックスでは、カフェイン除去に化学物質ではなく、二酸化炭素を使った抽出法で、コーヒー本来の風味を保ったまま99%カフェインを取り除いたエスプレッソなどの提供を始めた。

貿易統計では、デカフェコーヒーの2016年の輸入量は3000トン余りと2000年の5倍に増えている。コンビニでのコーヒーもデカフェ化が進んでいる他、キリンでは新たに、カフェインレスの緑茶飲料も近く発売する。

カフェインの取りすぎは〇or✕

コーヒーの木

ドリップコーヒーでは一杯あたり100㎎余りのカフェインを含んでいる。コーヒーを飲むと、眠気解消、集中力のアップに繋がったりするが、トイレが近くなったり、血圧が上がるなどマイナス面もある。

確かにカフェインは依存性が高まったりする中毒性があって、偏頭痛を引き起こす作用もあり、「一日2杯程度が良い」と言う説もある。しかし国立がん研究所では、毎日3杯以上のコーヒーを飲むグループは、飲まないグループより脳腫瘍の発生が低下した。との報告がある他、国際ガン研究機関も肝がんなどへの抑制効果を発表している。

airdream :テレビ報道に20年以上携わる。国内だけではなく、世界各地特にアジアやロシアで修羅場もくぐる。でも大好きなのは楽しいニュース。ほのぼのニュース。ためになるニュース。そんなページを目指します。

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