労働時間を減らして、消費の拡大に繋げようと、国や経済団体が音頭をとるプレミアムフライデーが今週末の24日金曜日、初めて行われる。
探すと“お得”は転がっていそうだ
プレミアムフライデーは、午後3時で仕事を切り上げ、余暇に使おうというものだが、企業を上げて早退を促す会社は多くは見られない。ただ消費を促す側は小売業や飲食業、近場へのツアーを組む旅行業などで、前向きPRが見られる。百貨店はどこもホームページにプレミアムフライデーのアイコンがあって、独自のお得ネタを確認できる。札幌の東急デパートは15時～18時でビールが100円で飲み放題！これはお得。
プレミアムフライデーはクォータードン？
かつて半ドンと言う言葉があった。週休二日が行きわたる前は、土曜日は午後が休みで、半ドンと呼ばれていた。ドンはオランダ語のドンタク（休み、日曜）が語源で、半日が休みなので半ドン。江戸時代からオランダとの貿易が行われた長崎が発祥のようで、博多のお祭り「どんたく」もここに由来する。プレミアムフライデーは午後3時からなので差し詰めクォータードン。
月末の金曜日は忙しい企業も多いだけに、果たしてどこまで盛り上がるか？
ライフスタイルとして定着するには時間がかかりそうだが、個人的なプレミアムフライデーを行う人もいそうだ。初めてのプレミアムな金曜日、街の人の流れが変わるのか、注目だ