東芝が大変なことになっている。5千億円近くの損失を出し、深刻な経営難に陥った。テレビや新聞など、様々なメディアにとって東芝は有力なスポンサーで、TOSHIBAの冠が付く番組も沢山ある。ご存知サザエさんもその一つだ。
サザエさんと言えばTOSHIBA
フジテレビ系列でアニメ、サザエさんの放送が始まったのは1969年(昭和44年)。既に48年にも及ぶロングランアニメだ。放送開始から1998年(平成10年)までは東芝の一社提供だった。その後も東芝は筆頭スポンサーとして提供を続け、ファンの子供たちにとってはサザエさんイコールTOSHIBAであった。「半沢直樹」や「下町ロケット」のTBS系列日曜9時枠も、長く「東芝日曜劇場」のタイトルが茶の間に定着していた。
今後、これらの提供番組も東芝がスポンサーを続けることが出来るのか?行方が注目される。
一時40%近い視聴率をたたき出し、お化け番組と言われたサザエさんもかつてのような勢いはない。しかし今も日曜の夕方、家庭にほのぼのとした話題を提供し続けている有力なコンテンツであることは間違いない。TOSHIBAが離れることがあっても、いくつもの企業がスポンサーとして名乗りを上げるだろう。