熊本県は県のPRキャラクター、くまモンの関連商品の売り上げが昨年は1280億円余りと、過去最高になったと発表した。震災復興で関連グッズの売れ行きが伸びた。
東西横綱はくまモンとふなっしーか
地方ゆるキャラの双璧はくまモンとふなっしーで間違いあるまい。これら人気のキャラクターはプロフィールがしっかりしている。メタボ体形のくまモンは熊本県の九州新幹線開業までのキャンペーンキャラクターだったが、人気の高まりとともに熊本県庁所属の公務員となり、今では県の営業部長としあわせ部長を兼務している。誕生日は3月12日だが、年齢は非公表。ちなみに同僚には観光部長のスザンヌがいる。
くまモンが西の横綱とすると、東の横綱は千葉県船橋市生まれの梨の妖精、ふなっしーだろう。可愛らしさ、ほっこり感とは無縁の容貌だが、その機敏な動きや、ほとんどのキャラクターがしゃべらない中で、饒舌なふなっしーは、そのユニークなコメントでも受けている。船橋市の一人の市民が作り上げたふなっしーは、船橋市や千葉県などいずれからも公認とはなっていない。しかし日本百貨店協会が主催の2013ご当地キャラ総選挙で優勝するなど、独自の闘いで実績を積んできた。キャラクタービジネスとしての利益は不明、気になるところだ。