幸せと黄色がドッキングすると、古くは「幸せの黄色いハンカチーフ」最近では「幸せの黄色い新幹線」だが、名古屋のJR東海バスに幸せの黄色いバスが登場した。
幸せの黄色い新幹線
鉄道ファンならずとも知られている「幸せの黄色い新幹線」。正体はドクターイエローと呼ばれる電気軌道総合試験車(なんといかめしい名称か)で、通常の新幹線とほぼ同じ速度で走りながら、軌道や架線の状況を検査して行く新幹線のお医者さんだ。
なぜ“幸せの~”と呼ばれているかと言うと、試験で走っているので決まったダイヤがない。いつ走って来るのか分からないのだ。それ故に、出くわすと「なんとラッキー」と、何かいいことありそうな気分にさせてくれる。
話が長くなったが、「幸せの黄色いバス」はJR東海バスが導入した教習訓練車両で、トレーニングのためのバスだ。同社のTwitterでは、ドクターイエローを意識して「幸せの黄色いバス」とのフレーズが躍っている。このバスも教習車ゆえ、何時何処を走るのかダイヤがない。ドクターイエロー同様どこで出会えるのか分からないのだ。そのため、Twitterにも「出会えたら幸せになれますよ」とされている。訓練車なので、このイエローを使ってドライバーさんの技量が向上するわけで、利用者の我々にも安全、幸せがやって来ることは間違いなさそうだ。