センター試験、所によっては大雪も
列島に大寒波が押し寄せている。北海道から北陸までの日本海側は、既に大雪と強い風に見舞われている。週末も続く予報だが、雪になれていない東海や近畿、中国地方まで積雪になる可能性がある。折しも土日はセンター試験、雪道で転倒せぬよう、改めて雪道の歩き方のノウハウを再録(オリジナル2016年11月)する。
滑ることのできないセンター試験、こうして歩こう雪道
今回の寒波は雪になれていない名古屋や広島などでも積雪の可能性がある。しかも東日本、西日本とも上空の寒気は-30度以下と数年に一度の強烈な寒波だけに、路面凍結の怖れもありそうだ。
そのような時は、歩く際は路面に意識を集中。決してスマホや参考書を手にしてのながら歩きはNGだ。転びにくい歩き方は、歩幅を小さく(すり足はお勧めしない)、意識して靴底全体を使って接地する。かかとではなく、つま先から接地するようにして、靴底の面積を大きく使う。いざ滑った時に手をついてケガをしないように手袋も必須だ。
交通機関の乱れも考慮に入れて、関東、関西や名古屋圏などでは地下鉄なら安心と思っていると足もとすくわれる。他の鉄道との相互乗り入れをしている地下鉄は乗り入れ鉄道の遅れをまともに受ける可能性がある。普段乗り慣れていない鉄道を利用しなければならない際は、念のために代替ルート(タクシー、バスなど)2本用意しておきたい。
家族に車で送ってもらうケースもあるだろうが、こちらも路面が凍結している場合は避けた方が賢明。雪が本格的に積もったらノーマルタイヤは危険。北国の運転経験から言うと、特にトンネルやアンダーパスの入り口、橋の上は一部分でも凍っている可能性あるので注意が必要だ。
何はともあれ、寒さに負けずに健康で、行き返りのトラブルもなく2日間の試験を乗り切って頂きたい。