電子マネーでのお賽銭。神社の境内に、楽天Edyのあのチャリーンの電子音が響いた。
お米のおひねりがお賽銭に
電子マネーでのお賽銭は、東京の愛宕(あたご)神社が、2014年から毎年仕事始めの4日限定で、楽天Edyでの寄進を受け付けているもの。ボタン操作で額を決め、カードや携帯端末をかざしてお賽銭を投げ入れる?一円硬貨などは賽銭箱へは入れにくいが、電子マネーなら端数も気にすることなく入れることが出来る。神社本庁のサイトによると、金銭での寄進が始まったのは古い事ではなく、それまでは海や山の幸の他、白紙にお米をまいて包んで、おひねりとして捧げたのが賽銭に変化したという。時代とともに変化するのなら、お金が電子マネーに替わるのも頷けるのではないか。1000円のお賽銭を差し上げるとエアラインマイルなら10マイル。ご利益が頂ける?
ヴァーチャル参拝
ネットを使ったヴァーチャル参拝、参詣は、多くの神社やお寺が実施していて、電子マネーお賽銭の愛宕神社もサイトを開くとヴァーチャル参拝が可能だ。
体が不自由で出歩けない人などからは支持を受けているが、実際に足を運んで、参拝した時の清々しさは、得られるものではない。またヴァーチャル参拝での電子マネーなどによるお賽銭は、まだお目にかかっていない。