硬貨を入れてダイヤルを回すと、カプセル入りの小さなおもちゃが手に入る自販機「がちゃ」が成田空港で人気を集めている。
あまったコインをお土産に変えて
170台ものガチャをずらりと並べたのは、おもちゃ大手のタカラトミーアーツ。「あまった小銭をオモチャに」をキャッチフレーズに、帰国するインバウンド旅行者に、自国通貨への戻し両替ができない硬貨を有効に使って、日本のおもちゃを簡単なお土産に持ち帰ってもらおうというものだ。タカラトミーではキャンペーンとして7月から、成田空港第2ターミナル本館地下に設置して、9月一杯で終えることにしていて、HPには、「イベントは終了しました」と但し書きが付いているものの、好調だったので翌日からほぼ同じ規模で続けている。
中身はおよそ380種類入っているそうで、海外へ向かう人がお土産に買うケースもあるとか。
雑学ライブラリー
喜ばれる、喜ばれない
海外への土産は贈って喜んでもらえるものが一番。最近はどこへ持って行っても外れ無しは抹茶にまつわるもの。抹茶そのものもOKだが、キットカットの抹茶味など、抹茶を使ったお菓子も手軽だ。
100均はお土産の宝庫だが、日本的なものにこだわりすぎるのも滑ってしまう。折り紙はもらって困惑の表情をいく度と見た。ましてや鶴も折れない男性が、差し出しても何の効果もなし。紙と言えば、焼きのりは説明すると納得して珍しがられるが、最初は日本人は紙を食べるのか?と不思議がられるケースもあり。滑らないお土産は、日本の文房具。メモパッドやダイアリー、鉛筆のように、書いた文字を消すことのできるボールペンも人気。日本食への関心が高い昨今、日本料理の英語版ガイドは男女を問わず喜ばれる。