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お土産に生卵

日本を訪れたお土産に「生卵」はいかがですか?と中部国際空港ではシンガポールへの旅客限定で、生卵のお土産販売を始めた。

シンガポールでも卵かけご飯を

朝食に卵かけご飯。日本では珍しくないメニューだが、外国ではサルモネラ菌による感染症を防ぐため、卵は必ず熱を通して料理する。感染すると死に至ることもあるサルモネラ菌は、特に鶏の腸には必ずと言っていいほど存在する。

日本では、卵に菌が付いていることは考えられないほど衛生管理が行き届いている。

日本とシンガポールは政府間合意で、事前に承認を受けた卵は、生のまま持ち出すことが可能となっている。シンガポールで乗り換えて第三国へ行く旅客は買うことが出来ないが、シンガポール行きの旅客は、検疫手続きなしで持ち出すことが認められている。

販売されているのは岡崎市の三栄鶏卵の「まんげつ濃厚卵」で、24個入りの生卵が1300円(免税)で販売されている。

クローズアップ雑学

動物の病気を水際で防ぐにはワンちゃん

ワンちゃんの嗅覚が決め手 (イメージ)

日本では国内の家畜などの病気の侵入を防ぐため、動物検疫が行われている。国内に持ち込まれる牛や豚はもちろん、様々な鳥類やウサギ、ミツバチなどの動物とそれらから作られる製品のチェックが行なわれている。当初から申告されていれば問題ないものの、知らずに荷物に紛れ込ませているケースもある。そんな時に活躍しているのはワンちゃん。麻薬や爆発物を探知する能力を持った犬の活躍は時折ニュースなどで紹介されるが、動物検疫に関わる製品(果物なども含む)を探し出すのも彼らにとってはお手の物だ。

平成17年に成田国際空港で活躍し始めたのを皮切りに、羽田、関西、中部、新千歳、福岡、那覇の加空港で活躍している。携行品だけではなく、郵便などで送られてくるものもあり、川崎東郵便局にもいて、合計24頭のワンちゃんが鼻を光らせている?  参考:農林水産省動物検疫所

airdream :テレビ報道に20年以上携わる。国内だけではなく、世界各地特にアジアやロシアで修羅場もくぐる。でも大好きなのは楽しいニュース。ほのぼのニュース。ためになるニュース。そんなページを目指します。

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