人を笑わせる、独創的な研究へ送られるイグ・ノーベル賞の今年の受賞研究が決まった。日本からは知覚賞での受賞が決まり、これで日本は10年連続での受賞が決まった。
股覗きで受賞
イグ・ノーベル賞のサイトによると、今回受賞したのは立命館大学文学部の東山篤規教授と大阪大学人間科学部の足立浩平教授の2人で、PERCEPTION(知覚)賞を受賞した。研究は姿勢によって視覚が変化することを、股覗きで証明したもの。大きさの異なる三角形の板を用意して、様々な姿勢で板の大きさがどのように見えるかを調べたところ、直立してみた人に比べ、股覗きで見た人は、板は実際よりは小さく見えたとの返答が多く、姿勢による視覚の変化が確かめられた。
イグ・ノーベル賞の日本人授賞者は1992年の初受賞から今回の受賞を含め、22の研究が受賞している。いずれもユニークと言うよりもばかばかしい研究もあって、1999年には、夫のパンツに吹きかけることで浮気をしているかどうかが確かめられるスプレーの開発者が受賞している。
イグ・ノーベル賞とは何か?