やり方はこうだ。搭乗券や搭乗案内書などをデルタ航空まで郵送ないしはFAXで送る。そうすると、どんなフライトでもデルタのマイル500マイルが加算される。
なんとも大胆なキャンペーンだが、狙いはデルタ航空のマイレージプログラム「スカイマイル」の会員を増やすことにありそうだ。もちろんマイルを加算するためには「スカイマイル」への入会が必要だ。
このキャンペーンは日本でもお馴染みだったアメリカのエアライン、ノースウエスト航空が行っていたもので、同社と合併したデルタ航空が引き継いだ。最大10フライトまで加算することが出来るので、5000マイルが貯まることになる。筆者もノースウエスト時代から時折行われるキャンペーンを待ち受けていて、これまでデルタを利用することなく17500マイルを稼いでいる。
デルタは日本からアジア圏内へのフライトもあるので、このキャンペーンで貯めておくとデルタやデルタのアライアンスのスカイチームのフライトを一度乗るだけで、アジアへの特典航空券をゲットするチャンスがある。
詳しくはデルタ航空のホームページへ。ただしデルタのホームページは大変分かり難く、なかなかキャンペーン画面へたどり着けない。検索でニッポン500マイルと入れた方が見つけるのは早い。
クローズアップ雑学
デルタの名称は一体どこから?
デルタ航空の本社は、「風と共に去りぬ」の舞台となったジョージア州アトランタにある。大河ミシシッピが流れる土地で、社名のデルタはミシシッピデルタに由来する。当初日本とは無縁だったが、ノースウエスト航空を吸収したことで成田を一大ハブとして使ってきた。スカイマークの支援企業にも手を挙げたが実現しなかった。
アライアンスは「スカイチーム」だが加盟社の中に日本の航空会社を持たないため、日本での知名度や、コードシェアでの路線展開が不足で、ハブとしての東京を見直しにかかっている。