誰でも参加できるオープンなサミットが、伊勢志摩サミットに先立つ5月19日から4日間、山梨県の丹波山村で開かれた。「小さな村g7サミット」と名付けられたこの催しは、全国各地から人口の少ない村を集めて、知恵を出し合い、一番小さな村だからこそできる振興策を探ろうというものだ。参加したのは以下の7村
北海道・音威子府(おといねっぷ)村 人口799人
福島県・桧枝岐(ひのえまた)村 人口591人
山梨県・丹波山(たばやま)村 人口599人
和歌山県・北山(きたやま)村 人口454人
岡山県・新庄(しんじょう)村 人口947人
高知県・大川(おおかわ)村 人口411人
熊本県・五木(いつき)村 人口1178人
各村長は「G7サミットには比べようもないが、志は高く、小さな村でも力を合わせて大きな可能性を生み出して行きたい」としている。
ZATSUGAKU POINT
小さな村は東京都に
これらの小さな村はいずれも平成の市町村大合併を生き残ってきた村だ。因みに面積でもっとも小さい村は富山県の舟橋村、面積は3.47平方㎞。人口では合併のできない離島の村が上位で、ベスト3はいずれも東京都だ。トップは青ヶ島村で人口165人。続く利島村が306人、3位の御蔵島(みくらじま)村が313名だ。(各村のホームページから)