東京ディズニーランドやディズニーシーを運営する株式会社オリエンタルランドは、北海道でこれらのテーマパークで使うイチゴの自社生産に乗り出す。農園を設立するのは、釧路の北側に位置する弟子屈町(てしかがちょう)で、摩周湖や屈斜路湖を持つ道東の観光スポットでもある。
弟子屈町は、夏は冷涼な気候である上、果物の甘さに影響する昼と夜の寒暖の差が大きく、日本では希少な夏イチゴを生産するにも適している。さらに温泉資源にも恵まれ、温泉を利用したハウス栽培で、夏冬を問わず新鮮なイチゴを提供することが出来る。
オリエンタルランドでは今年の冬から本格出荷を行う予定で,年間50トンのイチゴを生産することにしている。
ZATSUGAKU POINT
イチゴの旬は真冬だ!!
イチゴが旬のフルーツとしてスーパーの店頭を飾りだすのは、3月から5月ごろだが、最も需要期は12月から2月ごろとか。クリスマスケーキなどがその理由と聞くと納得。
真っ赤なイチゴは何故か初々しさを感じさせるのだが、イチゴ鼻となるとあまりうれしくない。しかしそのイチゴ鼻を思い起こす表面の粒粒、これが実はイチゴの実だ。イチゴの実と思って食べているのは実は花の一部なのだ。