14日夜9時26分、九州熊本地方を震源に最大震度7の地震が発生した。余震も頻発していて、全体の被害状況はまだわかっていないが、亡くなった方もおられる。心からお見舞い申し上げます。
一般電話や携帯電話は災害地への通話が急激に増加するため、システム自体のダウンを防ぐため発信規制が行われる。長時間にわたって、災害地への電話がつながらずやきもきするが、震度6弱の地震が発生した時は、安否確認のための通信インフラを確保するため、災害伝言ダイヤルが起動する。
災害伝言ダイヤル(171)は、一般電話、公衆電話、携帯電話など、ほとんどの電話で使用可能だ。災害地の人が家族の無事をサーバーに録音し、それを別なエリアの家族や関係者が再生して安否の確認をする。録音サーバーを介してコミュニケーションが可能だ。
使い方は簡単だ。171をプッシュすると災害伝言ダイヤルセンターへ繋がる。あとは音声ガイダンスに従って録音、ないしは再生をする。災害伝言ダイヤルはNTTが運用するサービスだが、他の携帯各社も震度6弱を基準にWEB上の災害伝言掲示板を立ち上げる。普段から万が一災害に見舞われたときは、これらの緊急時伝言ダイヤルでコミュニケーションをとる旨を確認しておくべきだ。